THIS IS VIDEO CLASH "RETURNS"--80年代洋楽PVの記録--

PVをメインに取り上げた80年代洋楽の記録です。2000年頃のアーカイヴをtumblrに移植したものをさらにこちらへ。

Where's Romeo/CAVA CAVA~よい子のみんな~、げんきかなぁ~?

声は偉大な武器になる。

シーナ・イーストンのコケティッシュな高音を聴け、アニー・レノックスのソウルフルな声を聞け。

 

しかし、その武器は両刃の剣である。

 


Cava Cava - Where's Romeo?

 

 

サヴァ・サヴァと聞いて思い出せない人も、もしかしたら、ヴォーカルのスティーヴンの声を聞いたら思い出すかもしれない。
というのも、彼の声は声変わりを忘れた少年の声、そのままだったのだ。
それも、思春期の少年の声というより、幼児の声に近いくらい、ばぶぅな声だった。

 

結局、サヴァ・サヴァのすべてはその声で決定付けられた。

 

売り出し方はアイドル、クリップもプリティ。
音楽的には、アルバム中の「バーニング・ボーイ」あたりを聴くと、当時のダンスシーンにはかなり入り込めそうな、陰影の要素ももっているのだが、いかんせん、あの声。
そして、その幼児性を強調すかのごとくアレンジされた「ロメオ」というシングルの選曲。


クリップはまるで幼児番組のようなつくりで、一体、誰を対象に売る気なのかがさっぱり疑問のサヴァ・サヴァであった。
本人たちは「うたのおにいさん」になりたかったのだろうか。

 

 

ブラザー・ブライト [EPレコード 7inch]

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ロミオ [EPレコード 7inch]

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