Dream Of The West/YIP YIP COYOTE~ギミック満載ウエスタン
Go-Go'sのTalk Showを買ったら、アルバムの中に封入されていたレーベルの所属アーティストの紹介パンフみたい小冊子に、奇妙なバンド名を見つけた。
それがYIP YIP COYOTEだった。
PVを見てもわかる通り、奇妙なウエスタン調のギミック満載で、明らかにイロモノとしか思えなかったけど、なんだか哀愁漂うメロディは頭に残り、郷愁をそそるような何が気にかかる一曲だった。
Yip Yip Coyote - Dream of The West - 1984
当時はそんなムーヴメントがあったなんてまったく知らなかったけど、ジャンル的にはカウパンクってやつらしい。
まあなんで知らなかったかっていうと、イマイチ来なかったムーヴメントってことなんだろうけど。
なんとなくADAM AND THE ANTSなんかのインディーズっぽい感じがするなあと思ってたけど、洋楽にこだわらずコンセプトをよく見なおしてみると、いわゆるイギリスのイカ天バンドみたいな存在なのかもしれない。
ちなみにヴォーカルのフィフィは本業がモデルだったらしく、たしかにコスプレもサマになってる。
そういう意味ではEIGHTH WONDERの垢抜けないやつ、またはオタクなやつ、ってとこなのかもしれない。個性はあるけど、メジャーではこの路線だと厳しいってとこでしょうか。
このブログももうちょっとメジャーな題材を取り上げたほうがいいのかもしれませんが。