Dance Hall Days/WANG CHUNG~ふわふわしたファンタジー
WANG CHUNGを初めて見たのは、DON'T LET GOのPVだった。
クールな印象で、二の線をいきながらもどこかあか抜けない感じも受けたし、ニューウェーブの波に乗ったその他大勢という印象が強かったように思う。
そのときはまさかこんな曲調を用意しているグループとは思わなかった。
その後の大ブレイクを考えると、こちらのほうが得意なジャンルだったのかと、今になっては思うことが出来る。
ふわふわした曲調にハイトーンのヴォーカルが綺麗に乗り、そしてこのPVの素晴らしいこと。
当時のPVの方向性としては、演奏シーンのみのもの、ちょっとやりすぎた感もあるドラマ仕立て、そしてこの曲のように演奏シーンとイメージを組み合わせたものがあったが、今になって思えばこのパターンが一番いい。
メンバーの顔と動きがみられるうえ、曲のイメージをすんなりと植え付けてくれるように思うからだ。
ただよく見ると、バックの二人は実際にはヴァイオリンを演奏してるわけではないので、なんだかますます不思議な浮遊感を演出してくれている。
メンバーが扮するのはオズの魔法使いだしね。
ファンタジーなんだろうな。
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