Give/MISSING PERSONS~バキバキ超絶テクの変態たち
ド派手なメイク、奇妙な近未来感のあるシェイプの楽器に、フワフワした浮遊感のある曲、そしてバカテク。
いったいなんだこりゃ、という感じのビジュアルだが、ドラムのテリー・ボジオはフランク・ザッパのバンドにいたという経歴を聞いて、ちょっとイッちゃった天才なのかなと思ったものだ。
まあもっともイッてたのは、ヴォーカルのデイル、すなわち当時のテリーの嫁さんなのだが。
いずれにしても、こんな未来は21世紀になっても来なかったわけで、そう考えるとある意味で80年代のクラフトワークみたいなPVに仕上がっている。
ちょっとSFっぽいんだよね。
曲は秀逸。
テクもバキバキ。
けど、どこかマニア向きで、メジャーシーンのトップに立てるようなキャッチーさはないバンドだった。
玄人好みのテクニシャンの才能が少しだけチャートに訴えかけた一曲なのかもしれない。
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