Under The Gun/FACE TO FACE~生々しい戦場を駆け抜けた一輪の花
魂とはどこにあるのだろう?
我々は何のために生きているのだろう?
そもそも命は守られているのだろうか?
このPVの見せる痛みはおそらく、第二次大戦やベトナムと無関係ではないだろう。
その生なましい現場に配置したLAURIEの美しいこと。
そしてライヴシーンの美しいこと。
始まりと終わりのドラムも映像的に素晴らしいし、このバンドの本来の田舎の大学生的な魅力とはまったく別の部分を掘り起こした、音のアーサー・ベイカー、映像の……誰なんだろう……素晴らしいと思う。
そして何よりも、その素材たり得た彼女彼ら、すごいと思う。
何かもっといい形で、長く続く形であればよりよかったのだけど、10-9-8とこの曲だけで輝いたからこそ、今でもカッコいいのかもしれないと思うとちょっと複雑な気にもなる。