THIS IS VIDEO CLASH "RETURNS"--80年代洋楽PVの記録--

PVをメインに取り上げた80年代洋楽の記録です。2000年頃のアーカイヴをtumblrに移植したものをさらにこちらへ。

Talking in Your Sleep/ROMANTICS, THE~バリバリのミラクル・オブ・ロケンロール

パンクロックが流行り、廃れ、そしてテクノポップがおしゃれで、ニューロマンティックのムーヴメントに酔う。


そんな時代を過ぎても、ロックンロールは生きていた。ある場所では時代が止まったかのように、音楽はロックだった。
それは“俺”の苦手なアメリカの一面だった。

 

イギリスはブレインミュージック、アメリカはボディミュージック。
考えることに価値を見つけていた、そのことに縋っていたあの頃の自分には、シンプルで体を使って表現するだけにしか思えない、This is Rock'n rollに漂う汗のにおいは邪魔でしかなかった。

 


The Romantics - Talking in Your Sleep

 

 

その中でも格別のアメリカ臭を漂わせていたロマンティックス。

そんなロマンティックスの奇跡の一撃がこの曲だった。

 

アルバム一枚聴いてもすべて同じ曲に聴こえる、田舎のカレッジロックバンドようなグループなのに、なぜかこの曲だけは都会の夜の妖しさを感じさせる、

まさにロマンティックな一曲になっている。青を基調にしたPVに、黒いつなぎをまとった彼らが見事にはまっている。

 

もちろんそれはこの曲だけの奇跡だった。

 

洗練されたこのPVもよく見れば、メンバーの髪型は時代錯誤なリーゼント。

 


The Romantics - One In A Million


The Romantics - Open Your Door American Bandstand


The Romantics # "Rock You up"(Original.1984 VHS)

 

案の定、次のシングルはいわゆるバリバリのロケンロールで、その次はもうシングルカットするにもどれでもいいような、同じ曲調のカードしか、彼らの手元には残されていなかった。

 

In Heat

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