THIS IS VIDEO CLASH "RETURNS"--80年代洋楽PVの記録--

PVをメインに取り上げた80年代洋楽の記録です。2000年頃のアーカイヴをtumblrに移植したものをさらにこちらへ。新作も加えていきます。

アーティスト名-M,N,O

Downunder/MEN AT WORK~屈折した哀愁の大地からやってきたサーカスの一団

Men At Work - Down Under (Official Video) MEN AT WORK という人たちはその名前に反する飄々とした姿がなんとも楽しそうでいて、その反面曲調はどこか哀愁を帯び、そしてシリアスでシニカル。 そんな不思議な食い合わせのギリギリのところが魅力だった。 …

Crazy For You/MADONNA~「あなたに夢中よ」とうたってくれた日々

Madonna - Crazy For You 夢中。熱中。溺愛。 実際に夢の中にいては日々を暮らしてはいけないし、熱の中にいては燃えてしまう。そして溺れてしまっても生きていけない。それでも僕たちはあの日、あの頃、君の姿を夢を見て、君のために燃え、そして君に溺れて…

Gambler/MADONNA~サントラが切り取った偉大な歌姫の一瞬

Madonna - Gambler MADONNA が世界を代表する歌姫になって以降、ほぼ封印されているといってもいい一曲だが、あの頃の彼女の魅力をこんな伝えているPVはほかにないのではないだろうか。 その魅力の根源は、映画のサントラ用に作られた曲だったことにある。 …

Lucky Star/MADONNA~あの夏の日のWANNABES

Madonna - Lucky Star サイボーグになる前のあの娘は、ぷにぷにしたお腹を見せて僕たちの前で淫靡な踊りを見せてくれた。だがその踊りはどこかエロティックでもフレンドリーで、僕たちよりも感化されたのは、ティーンの少女たちだった。 WANNABES──そう呼ば…

The Safety Dance/MEN WITHOUT HATS~いつかどこかで見たドラクエの原型

一発屋と呼ばれるアーティストは、ムーヴメントの波の中には欠かせない徒花である。彼らがいるからこそ、数の波が認知に繋がり、露出が増えるから興味を促し、さらに影響を受けた次の波がムーヴメントの内側に入り、ブームが起きる。 Psechodelic #217: "The…

Twist Of Fate/OLIVIA NEWTON JOHN~法廷で歌われた歌姫の本気

Olivia Newton John - Twist of fate あまりに美しいOLIVIAのブロンドをこんなにも輝いて見せたPVがかつてあっただろうか。 Olivia Newton-John - Physical Physicalで若くてセクシーな魅力を見せた彼女が、大人の女性として音楽ファンの前に帰ってきた。 黒…

Red Ripstick/NOMO~洋楽バブルの影の名曲……で、あんた誰?

Nomo - Red Lipstick 1985 80年代の洋楽ブームは今となって思えば、洋楽バブルだった。とにかく今となってはあれはいったい誰だったのだろうとしみじみとしてしまうような、忘れようとしても思い出せないようなバンドのPVがテレビで流れ、アルバムがリリース…

Sexy Music/NOLANS, THE~安心して見られる過去

この曲のリリースが1981年3月。今になって懐かしい一曲のその日付に驚いた。 The Nolans Sexy Music 同じ年の3月にDURAN DURANのPlanet Earthがリリースされ、前年にはすでにVISAGEのファーストアルバムがリリースされているのだ。なんというこのレトロ感。…

Irgendwie Irgendwo Irgendwann/NENA~消費されたボーカリスト(それは美しすぎたから)

テレビの前の日本の青少年のド肝を抜き、一部のマニアを狂喜乱舞させた腋毛騒動も落ち着いたころ、ひっそりとリリースされた、ネーナ・ケルナーをフロントに据えた、バンドとしてのNENAの佳作。 Nena - Irgendwie Irgendwo Irgendwann (Original 1984) メロ…

Borderline/MADONNA~僕たちのマドンナ

この曲のイントロと、それに合わせたPVのスローモーションのストリートダンスのシーンはとても美しい。 Madonna - Borderline マドンナがまだサイボーグになる前の話だ。ライオンのような髪型、ルーズなファッション、そしてそれを真似るティーンエイジャー…

Give/MISSING PERSONS~バキバキ超絶テクの変態たち

ド派手なメイク、奇妙な近未来感のあるシェイプの楽器に、フワフワした浮遊感のある曲、そしてバカテク。 Missing Persons - Give いったいなんだこりゃ、という感じのビジュアルだが、ドラムのテリー・ボジオはフランク・ザッパのバンドにいたという経歴を…

Cool It Now/NEW EDITION~スーパーボーイズのシュールなヴォーカル

この曲、たわいもないポップスに聴こえるが、途中のラップパートなんか、素晴らしいクオリティだと思う。 New Edition - Cool It Now PVもいかにもな青春ぽくて好印象。ストリートバスケのシーンなんかもいかにもアメリカン・ダウンタウンって感じがすごくい…

Break My Stride/MATTHEW WILDER~想い出のフワッフワ

MTV全盛のあの時代に、どんなヒットチャート番組でもアルバムのジャケットが映し出されていて不思議でしようがなかったけど、どうやらPV自体制作されていなかったのだと気づいたのはインターネット時代になってからだった。 Matthew Wilder - Break My Strid…

ニュー・オーダー NEW ORDER

あの頃のニュー・オーダーのヴィジュアル面を語ると、二人の男に行きつく。 少年のようなバーナード・サムナー(バーニー)と、ワイルドなルックスのピーター・フック(フッキー)だ。 New Order- Blue Monday (PFD Tokyo 1985) イアン・カーティスの衝撃的…