THIS IS VIDEO CLASH "RETURNS"--80年代洋楽PVの記録--

PVをメインに取り上げた80年代洋楽の記録です。2000年頃のアーカイヴをtumblrに移植したものをさらにこちらへ。新作も加えていきます。

RELAX / FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD(BODDU DOUBLE) ~B級ボーナスクリップ~

多分、日本で最もオンエア回数の少ないクリップがこのバージョンだろう。

 


Frankie goes to hollywood Relax (Body Double)


ヒッチコックへのオマージュとも、単なる「裏窓」と「めまい」のパクリともコラボとも言えそうな、デ・パルマ監督の映画「ボディ・ダブル」にこの曲が使用されたときに、映画フィルムを多用して作られたクリップである。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ボディ・ダブル [ クレイグ・ワッソン ]
価格:1000円(税込、送料無料) (2017/1/10時点)


 

 

 曲とB級なポルノ感覚あふれる映像は、すでに「リラックス」の歌詞の内容が話題になった後だったため、スムーズにつながる。


ただ、曲の最初のヒットの峠ははるかに過ぎていたため、新鮮さには欠け、どちらかというとコアなファン向けのボーナストラックのような印象を受けるクリップだった。

 

この頃はひとつのサントラブームともいえる時代で、この映画と並んでなぜか思い出すのが、第二期ブロンスキ・ビートのファーストヒット「ヒット・ザット・パーフェクト・ビート」をフィーチャーした「レター・トゥ・ブレジネフ(邦題:リヴァプールから手紙)」という映画だ。

 


 

 


これは「1. ブロンスキのデビュー時にトレヴァー・ホーンが手を出したがっていたというエピソード」「2. 原題のブレジネフの名前とフランキーのセカンドシングル、『トゥー・トライブス』のクリップに出ていたチェルネンコのそっくりさんとの連想」という個人的なイメージの問題ではあるが、ここでこの2つのグループをつなげてしまったのは、私だけではないのではないだろうか。