Beyond The Pale/PASSION PUPPETS~わが青春の胸キュン
パッション・パペッツが唯一残したアルバムのタイトルにもなっていたナンバーがこれ。
Passion Puppets - Beyond The Pale
青くさい彼らのちょっと背中がむずがゆくなるような、それでいて胸にキュンとくるような魅力の詰まった一曲だ。
国内盤の邦題が「青春のパペッツ」なんて、どうしようもないタイトルだったのもこの曲のせいなのかもしれない。
ちなみにこのPVは当時、日本では流れる機会もほとんどなかったはず。
たった一枚で消えてしまったけど、今聴くとポップスとしてホントにいいバンドだと思う。
ロータス・イータースやアイシクル・ワークス、トーク・トークのような職人でもなく、ブルー・ズーだのサヴァ・サヴァみたいなアイドルに徹する開き直りもなく、なんというか楽しくやってた友達バンドがうっかりプロになって、逆にうまくいかなくなってしまったみたいな儚さを感じる彼らには、うってつけの曲だ。
それにしても、こんなプロフィールのあやふやなバンドまで、国内盤のアルバムが出ていたというのはすごいなあ。
ありがたい時代だった。
このバンド、この曲たち(特にライク・ダスト)を知れたのは、わが青春の貴重な記憶だ。
Passion Puppets / Beyond The Pale
- アーティスト: Passion Puppets
- 出版社/メーカー: Stiff Records
- 発売日: 1984/01/01
- メディア: LP Record
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