Sugar Don't Bite/SAM HARRIS~アーティストとアイドルの狭間に揺れた時代の徒花
全身にゴールドディスクをぶら下げたものすごい衣装のジャケットが記憶に残っていたけど、PVでは着ていなかったようだ。記憶なんてあいまいなもんだな。
Sam Harris - Sugar Don't Bite (1984)
結局プロフィールもイマイチ記憶に残ってないし、アイドルスターと呼べばいいのか、アーティストと呼べばいいのか、そのへんもよくわからないサム・ハリス。
とびきり男前でもないし、もしアイドルだとしたら、中村繁之みたいなもんなんだろう。
ハイトーン伸びのある声は聴きごたえあるし、この曲はメロディも秀逸。
ただPVは歌い出しのシーンの動きとか、間奏のダンスとか、なんだかまじめにやってるのにぷぷぷと吹き出しそうな奇妙なテイストがなくもない。
そういえばアルバムでは、Keep Me Hangin' On をカバーしてたりもしたし、このハイトーンヴォイスを売りにしたかったんだろうけど、成功はしなかった。
キム・ワイルドのカバーより早かったのにね。