Sweet, Sweet Baby/LONE JUSTUCE~トワイライト・ゾーン・イン・ショウビズ
LONE JUSTUCEは大きなヒットには恵まれなかった。
記憶に残っているのは、Vo.のMARIA McKEEがやたらかわいかったことくらいだろう。
Lone Justice - Sweet, Sweet Baby (I'm Falling)
BOB DYLANが曲を提供していたり、そのストレートで疾走感のある、ザ・ロックンロールは大物ミュージシャンたちを虜にしていたのかもしれない。
ただ、それもMARIAのルックスがなければどうだっただろうか。
Lone Justice - Ways To Be Wicked (1985)
というのもこのバンド、デビュー時点で彼女以外のメンバーはごっそりチェンジしているらしいからだ。
これがいわゆる大人のショウビズの世界というやつか。
日本でもイカ天で合格したバンドがメジャーデビューしてみたら、番組オーディションの時とはヴォーカル以外全員入れ替わっていたなんて話もあった。
なんだか、自分しか気づいていなのに、確実に全員他人にすり替わってるなんて、まるでトワイライトゾーンのエピソードのようだ。
今聴くとこの曲なんかシンプルで、例えるなら化粧しすぎた女の子より、ジーンズとティーシャツ、すっぴん女子のほうが、男の目線にはまぶしく見えるときがあるのと似た魅力を感じる。
実際PVはまさにそんな作りで、下手なドラマ仕立てにしたものより、彼女の魅力が伝わってくる。
ただ伝わってくるのがMARIAだけということが、このバンドのすべてを物語っている。
それがNENAとの違いだろう。
ローン・ジャスティス [ ローン・ジャスティス ]
|