THIS IS VIDEO CLASH "RETURNS"--80年代洋楽PVの記録--

PVをメインに取り上げた80年代洋楽の記録です。2000年頃のアーカイヴをtumblrに移植したものをさらにこちらへ。新作も加えていきます。

Sweet, Sweet Baby/LONE JUSTUCE~トワイライト・ゾーン・イン・ショウビズ

LONE JUSTUCEは大きなヒットには恵まれなかった。
記憶に残っているのは、Vo.のMARIA McKEEがやたらかわいかったことくらいだろう。

 


Lone Justice - Sweet, Sweet Baby (I'm Falling)

 

BOB DYLANが曲を提供していたり、そのストレートで疾走感のある、ザ・ロックンロールは大物ミュージシャンたちを虜にしていたのかもしれない。
ただ、それもMARIAのルックスがなければどうだっただろうか。

 


Lone Justice - Ways To Be Wicked (1985)

 

というのもこのバンド、デビュー時点で彼女以外のメンバーはごっそりチェンジしているらしいからだ。
これがいわゆる大人のショウビズの世界というやつか。

 

日本でもイカ天で合格したバンドがメジャーデビューしてみたら、番組オーディションの時とはヴォーカル以外全員入れ替わっていたなんて話もあった。


なんだか、自分しか気づいていなのに、確実に全員他人にすり替わってるなんて、まるでトワイライトゾーンのエピソードのようだ。

 

今聴くとこの曲なんかシンプルで、例えるなら化粧しすぎた女の子より、ジーンズとティーシャツ、すっぴん女子のほうが、男の目線にはまぶしく見えるときがあるのと似た魅力を感じる。


実際PVはまさにそんな作りで、下手なドラマ仕立てにしたものより、彼女の魅力が伝わってくる。


ただ伝わってくるのがMARIAだけということが、このバンドのすべてを物語っている。
それがNENAとの違いだろう。

 

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