Tenderness/GENERAL PUBLIC~優しさのかけらもないテンダレス
general public - tenderness (HQ-VIDEO-REMIX) (e-nertia's fade out edit) (182)
THE BEATのふたつの行く先。FINE YOUNG CANNIBALSのほうがはるかに名を残すことになるとは、思いもしなかった。
GENERAL PUBLICの持つ明るい黒っぽさは、何に負けたのだろう。
FINE YOUNG CANNIBALSは暗く重く、ときに切ないそんな音だった。
それに対してGENERAL PUBLICは辛辣な歌詞を載せた音が明るすぎたのかもしれない。
労働者の失業、階級社会、炭鉱スト。
そんな時代に能天気さのない明るさは求められていなかったのだろうか?
DAVIDの白人と思えない黒い声は人を惹きつける。
PVの浮かれた感じはいかにもあの頃のミュージックシーンが、聴かせることより見せることを重要視していたかがわかる貴重な資料なのかもしれない。
General Public - Tenderness - ( Buena Calidad ) HD
それにしても何でしょう、このPV。
Tendernessのかけらもない、シニカルな映像はいかにもイギリス的で面白いけど。今は児童ポルノ問題にひっかかりそうなフィルムでもありますね。
もちろん制作側には何の悪意もありませんが。
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