Forgive And Forget/BLUE ZOO~飛び出せアイドルバンド! そして、消えろ!
こういうバンドは当時苦手だった。
それなりに音楽性の高さは見られるのに、プロデューサーの「こうすれば売れるよ」みたいなアイデアに安易に乗っかって、アイドルバンドとして飛び出してくる、有象無象の集団。
当時の心に響かなかったばかりか、今も心に残っていない。
しかし、あまりにキャッチーに作られた曲のサビだけが、耳の奥に残ってしまっているのだ。
日本のアイドルタレントが「ロックをやりたい」と駄々をこねたら、こんな曲が準備されるのかもしれない。
青いバック、赤い服、ブロンドのヴォーカリストの胸をはだけたシャッの着こなし。
なにもかもが、当時の安易なアイドルロックを象徴している。
National Pastime - It's All A Game
ニューロマンティックの下流の中にいたブルー・ズーだが、そのノリはデュラン・デュランやスパンダー・バレエとは程遠く、むしろ、日本だけで売り出そうとして日本で大コケして収集のつかなくなったナショナル・パスタイム寄り。
まだこのグループは「クライ・ボーイ・クライ」がヒットしただけいい方だが、ニック・カーショウのように、本来持っていたはずのひとひねりを表に出していればもっと違った結果が残されていたかもしれない。
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