2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧
Go-Go'sのTalk Showを買ったら、アルバムの中に封入されていたレーベルの所属アーティストの紹介パンフみたい小冊子に、奇妙なバンド名を見つけた。 The Go-Go's - Head Over Heels それがYIP YIP COYOTEだった。 PVを見てもわかる通り、奇妙なウエスタン調…
男女ペアという編成で、テクノ畑から出てきたせいか、ユーリズミックスとの比較がよく論じられたヤズー。 Yazoo Nobody's Diary 音楽的な主導権を握る男性と、ソウルフルな女性ヴォーカルというところまでかぶっていたから、その比較は見当違いではない。 Eu…
DURAN DURANやSPANDAU BALLETが着飾って、楽器も持たずにフィルムの中で壮大なハリウッドごっこをやっていた時期に、この潔さ。 当時のMTVの中でも異色すぎるPVに、画面の前でひっくり返りそうになった記憶がよみがえる。 Spear Of Destiny-Prisoner of Love…
アンディ・パートリッジは自分のむさくるしい姿をどう思っていただろう。 XTC - Wonderland 適度にひねくれていながら、小難しくならないポップさを併せ持った、実に都会的なセンスの持ち主でありながら、そのルックスはあまりにむさくるしい。 センスとルッ…
郷愁をそそるメロディに載せて、切ない喜劇に仕立てられた秀作PV。 reo speedwagon - one lonely night 中世の騎士が、魔法使いの力で現代に送り込まれてドタバタするというタイムスリップ物のストーリーは、古今東西数多あれど、四分ほどの時間の中で、オチ…
パッション・パペッツといっても、もう知る人も少ないだろう。 Passion Puppets - Like Dust 情熱の操り人形、という名のこのバンド、Like Dustのロマンティックでどこかノスタルジックなメロディは素晴らしい。 PVは西部劇を思わせるドラマ仕立てのパートと…
そういえばバンドエイドがチャリテイの域を超えて、世界のひとつのムーヴメントとなったとき、ドイツでも類似のチャリティグループが誕生した。 BAND FUR AFRICA の Nackt im Wind だ。 Band für Afrika bei Form1 - Nackt im Wind u.a. mit Nena 1985 ドイ…
番外編。 80年代ニューロマンティック、エレポの端っこに、イギリス逆輸入の国産デュオがいた。 JULLAN - BECAUSE OF LOVE (LONG & ENGLISH VERSION -BECAUSE MIX !-) メロディー・メーカー誌へ送ったデモ・テープが認められ、その噂が広まって日本でもデビ…
ミッジをフロントマンとして迎えたウルトラヴォックスのイメージは、哀愁や翳りという言葉をひとつのパブリックイメージとして表現できるだろう。 Ultravox - Hymn (EMI) そんな中、ベストアルバムのボーナストラックとしてリリースされ、シングルにもなった…
この曲、たわいもないポップスに聴こえるが、途中のラップパートなんか、素晴らしいクオリティだと思う。 New Edition - Cool It Now PVもいかにもな青春ぽくて好印象。ストリートバスケのシーンなんかもいかにもアメリカン・ダウンタウンって感じがすごくい…