2017-01-01から1年間の記事一覧
Daryl Hall & John Oates - Jingle Bell Rock (Daryl's Version - Video) 当時クリスマスシーズンのMTVで一度だけ流されたこの曲。シーズンがシーズンだけに面白いなと思ったが数か月たって録画したものを見ると、なんだこりゃって感じだった。 でも今になっ…
Olivia Newton John - Twist of fate あまりに美しいOLIVIAのブロンドをこんなにも輝いて見せたPVがかつてあっただろうか。 Olivia Newton-John - Physical Physicalで若くてセクシーな魅力を見せた彼女が、大人の女性として音楽ファンの前に帰ってきた。 黒…
Depeche Mode Everything Counts (Remastered Video) lyrics デビューからのメインソングライターだった Vince Clarke が抜け Martin がソングライターとして再出発した DEPECHE MODE は、結果的にはその後より大きなグループへと成長をしていく。 おそらく …
私は女神、私は芸者、私はブルームービー……。 テリー・ナンの小さな体と吐息は、「セックス・アイム・ア…(邦題:その時、私は ← 「その時」というボカし方がかえって淫猥)」という一曲とともに現れた。 Berlin - Sex (I'm A) (Official Music Video Promo)…
地を這うような低音から入り、高音まで一気に突き抜けていくボーカル。バクスターのその声にからむ、無機質に刻まれるビート。テクニックの高さを感じさせる人の手による各パートの音と、そこにやっぱり無機質にからみつく不思議なビート。リ・フレックスは…
青春にはその時代にしかない共存の仕方がある。 「青い」「美しい」「爽やか」「痛い」「清い」「透き通る」「傷」。そういったキーワードの中でも相容れないふたつが共存するのが、青春であり思春期なのだ。 たとえば「美しい痛み」、「透き通る傷」。 痛み…
ナザレスのギタリストといってもどれくらいピンとくるのかちょっとよくわからない。 というのもビリーが古豪ナザレスに関わるのは、1981年以降で、彼のソロアルバムGrowin' Up Too Fastからのシングルカット、Baby Come Bacが日本のMTVで流れたのは1983年。 …
Nomo - Red Lipstick 1985 80年代の洋楽ブームは今となって思えば、洋楽バブルだった。とにかく今となってはあれはいったい誰だったのだろうとしみじみとしてしまうような、忘れようとしても思い出せないようなバンドのPVがテレビで流れ、アルバムがリリース…
Belouis Some - Some People [Official Video - album mix] BEROUIS SOME の日本デビューは、それなりにプロモ―ションにも力が入っていて、本国イギリスではさぞかし注目のアーティストなんだろうと思っていたが、あらためて調べてみると Some People がUKチ…
Greg Kihn - The Breakup Song (They Don't Write 'Em) - 7/6/1981 - unknown (Official) GREG KIHN はぶっちゃけダサい。 ベイエリアのロックスターという点で、比較対象としてよく名の挙がる HUEY LEWIS がなんとなくアメリカンロックのお洒落さん的な存在…
Huey Lewis And The News - I Want A New Drug オープニングの瞳の青さに、あ~外人ってすごい、なんて素朴な感想を持った少年時代。 このPVで一番インパクトを覚えたのは、冒頭のシンク。たっぷり入れた氷に水を張って、顔を浸ける。水の中で開いた瞳はやっ…
「ウイスパー・トゥ・ア・スクリーム(バーズ・フライ)」のクリップは、なぜ日本のMTVであれほど繰り返し、流されることになったのだろう。 Whisper To A Scream (Birds Fly) - Icicle Works たしかに、イギリス出身のグループでありながら、日本のチャ…
カジャ・グー・グーからリマールの脱退が発表された時、「リマールがコケる!」そう思った。 あまりに突然の発表だったし、ベーシストのニック・ベッグスのテクニックとクリップでのアクションにほれ込んでこのグループを評価していたファンには、リマールは…
アルバムとクリップで異なるイントロになっているが、曲としては当時の「ピコパコ感」満載のアルバムのイントロの方が、この曲にはふさわしい。 Re-Flex - Hurt しかし、グループの色が出ているのはどちらかといわれれば、シンセの和音から入って、いきなり…
日本でもCMに起用され、そのアイドル的なルックスがやっぱりウケたCURIOSITY KILLED THE CAT。 黒っぽさを感じるクールで都会的な音は、80年代のスカと表現するとしっくりくるかもしれない。 Curiosity Killed the Cat - Ordinary Day 都会のフラットのよう…
Baltimora - Tarzan Boy このPV、よく見ればバンドとは名ばかり、ボーカル以外の姿は見えない。一瞬ソロプロジェクトかと思うけど、実際にはソングライティングから何からすべてやったプロデューサー的な人物が、自分の思う絵を描いた作品のようなチームだっ…
Strawberry Switchblade - Since Yesterday (High Quality With No Logos) 謎の二人組の少女は AZTEC CAMERA の RODDY が絶賛したとか、ある大物ミュージシャンが惚れ込んだとか、いきなりものすごい前評判で現れた。 なんとなく彼女たちを押した顔ぶれが、…
THE ALARM : 68 GUNS original video ファンの少年が見ようとしたライブ。 だけど少年には入場料が足りずに、もぐりこんだライブ会場を追い出されてしまう。 メンバーは街に飛び出し、地下鉄で歌い……どこか THE POLICE の SO LONLEY を思い出させるPVだ。 圧…
Tom Petty And The Heartbreakers - Make It Better (Forget About Me) TOM PETTY という人はなんだかフワフワとした不思議な空気を醸し出す人で、そもそもやっていることはバリバリのロケンロールなはずなのに、なぜか立ち位置はふと気が付くと、TALKING HE…
小学校の時、クラスで一番モテモテだった〇〇ちゃんが、大人になって再会したら全然イケてなかったという経験はないだろうか。 子役時代、ものすごく可愛くて日本中の茶の間のアイドルだったタレントが、大人になったらイケてなくて、人気が下降していくこと…
Ready For The World - Oh Sheila PRINCE のコピーのような音で、NEW EDITION に対抗するかのように突如現れた彼ら。全米ナンバー1に輝いたこの曲の頃、まだ十代だったはずだが、たしかに声が幼い。 だがバキバキのスラップベースに、弾むようなドラムのリズ…
電波塔から発信される謎の電波。音は街に飛び火し、謎のひげ男はその街をさすらう指名手配者。 Re Flex - The Politics Of Dancing (1982) Remix 一瞬スリリングなドラマ的展開を期待するクリップだが、本当の魅力はそんな陳腐なところにはない。 このクリッ…
♪馬鹿いってんじゃないよ~、お前と俺は~♪ ヒロシ&キーボー 3年目の浮気 「三年目の浮気」は、結婚して三年目に浮気がばれた亭主が妻に三行半を突きつけられるさまをデュエットで歌った、秀逸なコミック演歌である。 そして、「ドント・ユー・ウォント・…
こういうバンドは当時苦手だった。 それなりに音楽性の高さは見られるのに、プロデューサーの「こうすれば売れるよ」みたいなアイデアに安易に乗っかって、アイドルバンドとして飛び出してくる、有象無象の集団。 当時の心に響かなかったばかりか、今も心に…
この曲のリリースが1981年3月。今になって懐かしい一曲のその日付に驚いた。 The Nolans Sexy Music 同じ年の3月にDURAN DURANのPlanet Earthがリリースされ、前年にはすでにVISAGEのファーストアルバムがリリースされているのだ。なんというこのレトロ感。…
Doctor & The Medics - Spirit in the sky (HD 16:9) ヒットするために何が必要か。 素晴らしい曲が書ければそれに勝るものはない。人目を奪うルックスがあればそれに越したことはない。 ただ素晴らしいはずの曲を書いてもライバルは多い。頭一つ抜けたハン…
オリジナル・ブロンスキが残したたった一枚のアルバム。アルバム通して聴けば聴くほど、ごった煮のようだが、それでも一本の筋が通っている。 Bronski Beat - It Ain't Necessarily So (1984) この曲やHeatwave と Why や Junk の間には、とてつもない隔たり…
Billy Idol - Dancing With Myself BILLY IDOLの唇。これはみんな真似したんじゃなかろうか。 STING のトンガリくちばし、 The Police - Every Breath You Take そのコピーのCOREY HART Corey Hart - Sunglasses At Night NICK BEGGS の歯茎ウッキー Kajagoo…
Rockwell - Somebody's Watching Me 本人は、ファーストアルバムの「マイケル次は俺の番だ!」というド派手なキャッチコピーとともに登場し、セカンドアルバムの「俺が時代の音だ」というコピーとともに消えていくという、わかりやすい一発屋感をほとばしら…
general public - tenderness (HQ-VIDEO-REMIX) (e-nertia's fade out edit) (182) THE BEATのふたつの行く先。FINE YOUNG CANNIBALSのほうがはるかに名を残すことになるとは、思いもしなかった。 GENERAL PUBLICの持つ明るい黒っぽさは、何に負けたのだろう…