アーティスト名-A,B,C
そういえばバンドエイドがチャリテイの域を超えて、世界のひとつのムーヴメントとなったとき、ドイツでも類似のチャリティグループが誕生した。 BAND FUR AFRICA の Nackt im Wind だ。 Band für Afrika bei Form1 - Nackt im Wind u.a. mit Nena 1985 ドイ…
1980年代に入って、クラフトワークをカッコイイと公言しにくくなってきた頃、少し間をおいてカバー曲というジャンルで、クラフトワークの遺産からふたつの星が輝いた。 Afrika Bambaataa & Soul Sonic Force - Planet Rock [Rockamerica] (1982) ひとつは82…
ポイズン・アロウは名曲だ。 ABC - Poison Arrow この曲は間奏の中途半端なセリフを除けば、ABC中で、もっともシリアスでドラマティックな名曲である。そのドラマテイックさは、同じメロディをバラードにアレンジした、「テーマ・オブ・マントラップ」を聴け…
それにしてもこのグループ名、それまでにどうして同名の先行グループがいなかったのかというくらいに簡潔で立派だ。舌をかみそうなオーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダークとか、クリップが放映された時、曲名とグループ名が入れ替わっていたフラ…
「世界にロックバンドは4つしかない。U2とシンプルマインズ、エコー・アンド・ザ・バニーメン、そして俺たちさ」 スチュアート・アダムソンの言葉通り、ビッグ・カントリーは骨のあるロックを聴かせてくれた。 Big Country - In A Big Country デビューアル…
まさか、キュアーがこんなアプローチをしようとは、「ポルノグラフィ」を聴いていたファンは夢にも思わなかったことだろう。 The Cure - The Lovecats しかも、ロバート・スミスがこんなに明るいオトコだったなんて。 それまでの、陰鬱なイメージではなく、…
声は偉大な武器になる。 シーナ・イーストンのコケティッシュな高音を聴け、アニー・レノックスのソウルフルな声を聞け。 しかし、その武器は両刃の剣である。 Cava Cava - Where's Romeo? サヴァ・サヴァと聞いて思い出せない人も、もしかしたら、ヴォーカ…
当時のクリップにはいくつかのパターンがあって、大仰なドラマ仕立てとスタジオライヴの主流二派に継いで、こういうロードムービー仕立てのものも作られていた。 このクリップはその中でも珠玉のでき。 The Bluebells - Young At Heart (1984) (HD) メンバー…
Aztec Camera - Still on Fire この曲を歌う、ロディ・フレイムの唇の動きは必見。 当時、唇といえば、スティングのトンガリくちばし(コリー・ハートはまんまコピーしていた)、ビリー・アイドルの端っこ持ち上げが双璧で、続いてカジャ・グー・グーの二代…
「スモールタウンボーイ」での登場以降、シリアスな雰囲気をクリップにも展開しつづけたブロンスキ。 ここで突如、弾け飛んだかのような軽快なコメディを見せたのが、このクリップである。 しかも、先行したアルバムのヴァージョンとは異なり、ヴォーカルは…
Berlin - No More Words 映画「ボニー・アンド・クライド(俺たちに明日はない)」をモチーフにしたクリップは、演奏シーンがまったくないにも関わらず、バンドの魅力を見事に伝えている。 結局、ベルリンの魅力を伝えるには、ヒロインであるテリー・ナンを…
サラサラヘアーに星がキラキラ輝く大きな瞳。そして、チャーミングなギターの音。我々の前に登場したロディ・フレイムは、王子様だった。しかしなかなかどうして、ネオアコ界の王子は一筋縄では行かなかった。 あの頃、デビューアルバム「ハイランド・ハード…