THIS IS VIDEO CLASH "RETURNS"--80年代洋楽PVの記録--

PVをメインに取り上げた80年代洋楽の記録です。2000年頃のアーカイヴをtumblrに移植したものをさらにこちらへ。

Happy Birthday/ALTERED IMAGES~僕たちの幸せ


Altered Images - Happy Birthday [Top Of The Pops 1981]

シンプルな歌詞、シンプルな曲、どうってことない一曲だといってしまえばそれまでだけど、この曲はヒットしたし、今でも思い出すことがある。


ALTERED IMAGES - HAPPY BIRTHDAY (TOP OF THE POPS 1981)

それはシンプルだからこそのインパクト、ストレートだからこその忘れ難さなのだろう。


Altered Images - Happy birthday 1981

ボーカルのクレアの特徴的な声が、ネオアコ的なアレンジでポップなこの曲にぴったりとはまっている。


おなじ質の声を男性に当てはめると、あのCAVA CAVAということになるのだろうが、チャートリアクションでALTERED IMAGESが勝ったのは、ヴォーカルが女の子だからというだけではなく、ひとつ違えばまるで童謡のようなこの曲のシンプルさゆえではないだろうか。

 


Clare Grogan's Altered Images - Happy Birthday


僕たちが幸せを祝う、君の誕生日について思い出す一曲。
Happy Birthday!

 

 

Happy Birthday

Happy Birthday

 

 

 

Happy Birthday: The Best of

Happy Birthday: The Best of

 

 

 

Happy Birthday

Happy Birthday

 

 

 

I Don't Like Mondays/THE BOOMTOWN RATS~月曜は嫌いだけどこの世界は好きなの

「月曜日は嫌いなの」

 


The Boomtown Rats - I Don't Like Mondays


Brenda Ann Spencerの事件は、今となってはさらにそれ以上の銃による悲劇を生みだしたアメリカ社会においては、今や決して大きな傷跡ではないのかもしれない。

しかしその不条理すぎる動機、若い殺人者という史実は、ある曲の要素として世に姿を残している。

 

実際には1979年のヒット曲であるこの曲が、ふたたび脚光を浴びたのは1980年代、エチオピア飢饉をきっかけにしたあるプロジェクトだった。

 


Do they Know it's Christmas ~ Band Aid 1984

BAND AID
80年代洋楽を聴いてきたものにとって、その名は永遠に心に刻まれているだろう。
その発起人となり、のちにベル平和賞の候補にもなったのが、THE BOOMTOWN RATSBOB GELDOFだった。

 

 

ドラマティックなイントロから盛り上がっていくスケールの大きな一曲、そして80年代のPV全盛期につながる作りこまれたビデオ。
残るべくして残った名曲だったが、このハードルを越えることができなかったのは、その後のバンドの実績が語っている。

 


LIVE.AID.1985.Boomtown Rats I Don't Like Mondays

ライヴエイドでBOBを包む、この大歓声を聞け。
あのとき、僕たちはこれからの世界を支える、若き感性だったのだ。

 

音楽の世界において、BOBは決してトップアーティストに上り詰めたとはいえない。
そしてBOOMTOWN RATSも、結果的にトップグループにはなりえなかった。

だが彼らは僕たちの心に何かを残した。

 


「月曜は嫌いなの」
この言葉は、社会に出た誰しもが、一度はつぶやいたことがあるだろう。

I Don't Like Mondays, but we love this world.

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

哀愁のマンデイ [ ザ・ブームタウン・ラッツ ]
価格:1851円(税込、送料無料) (2018/1/4時点)


 

 

New Year's Day/U2~新年に思い出す若き革命の信念


New Year's Day U2 Video

A Happy New Year!

 

U2というとこの時代の怒れる若者的な印象がいまだに強く、BONOがなんだかひげ面のゲイっぽいおじさんになって、おしゃれなダンスミュージックに手を染めたなんてピンとこない。

 

血の日曜日を叫び、革命を支持するかのようなこの頃の彼らは美しい。
まっすぐな青年時代の血の叫び。
それが歴史上、いくつの国を変え、いく人の人を救ってきただろうか。

 

ときには理想は屈し、ときにはその若き命は花と散っただろう。
それでも僕たちは、この新年の叫びに新年を見たのだ。

 

PVはBIG COUNTRYのWonderlandと並ぶ、雪中撮影の珠玉の作品。

 


Big Country/ Wonderland


あと加えるならイメージフィルムとして雪景色の挿入されるBUNNYMENのThe Cutterが三大雪中PVだ。

 


Echo And The Bunnymen - The Cutter HD

 

A Happy New Year for our New year's day!!

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

WAR(闘) [ U2 ]
価格:2880円(税込、送料無料) (2017/12/5時点)


 

 

 

Happy Xmas (War Is Over)/JOHN AND YOKO, THE PLASTIC ONO BAND WITH THE HARLEM COMMUNITY CHOIR~世界は小さい。悩めるあなたにクリスマスの悦びを


Happy Xmas (War Is Over) - John & Yoko, The Plastic Ono Band with The Harlem Community Choir

 


The Beatles - Twist & Shout - Performed Live On The Ed Sullivan Show 2/23/64

Beatlesのパンキッシュな側面は、間違いなくJohnの完成によるものだと思う。
逆にロマンティックな部分は、Paulのものだ。


PAUL Mc CARTNEY ( No more lonely Nights 1984 ) HD


John Lennon - Nobody Told Me [Remastered] [HQ]

ソロになってからの曲を聴くと、そのあたりはより鮮明になるのではないか。

 

パンクといってもボーカルスタイル、音そのもの、そして思想や信条など、それを構成するものは多様だ。
モヒカン、鋲のついたリストバンド、安全ピン、ガーゼシャツ。
スリーコード、シャウト、アナーキズム、左翼思想。

 


THE CLASH - "KNOW YOUR RIGHTS"


10. Discharge, Why? - Stoke On Trent '83

その中でもひとつ、信念的な部分にスポットライトを当てると、音楽で世界を変えようとしたJohnの思想をパンクと呼ぶことは許されると信じている。

 

世界はひとつだ。
世界は平和のために。
戦争は終わった。

 

世界は広く
あなたの世界は小さい
その島の外にはあなたの知らない広い世界と新しい文化が息づいている
一歩踏み出してみよう


僕は知っている
あなたの夢見た世界が現実の世界だということを

 

 

幸せなクリスマスを。
そして、世界に争いのない新年を。

 

 

2017年、ありがとうございました。

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

John Lennon / Collector's Edition (Tin Can) (輸入盤CD)(ジョン・レノン)
価格:2790円(税込、送料別) (2017/12/13時点)


 

 

Jingle Bell Rock/DARYL HALL JOHN OATES~メリークリスマス!あの日の自分!

 


Daryl Hall & John Oates - Jingle Bell Rock (Daryl's Version - Video)

 

当時クリスマスシーズンのMTVで一度だけ流されたこの曲。
シーズンがシーズンだけに面白いなと思ったが数か月たって録画したものを見ると、なんだこりゃって感じだった。

 

でも今になってよく見ると楽しいな。

 


Daryl Hall & John Oates - Jingle Bell Rock (John's Version - Video)

そのとき見たのは、当然のようにDARYL HALLバージョンで、JOHNのバージョンがあるなんて知らなかったけど、ふたりそれぞれのバージョンを作ってるのってなんかいいよなあと思う。

 

曲自体はその後、たまたま買ったVENTURESのアルバムに収録されていたため、カバー曲だったと知ることになる。

 

まあ、そんなことはどうでもいい。
クリスマスはいくつになっても、あの頃のわくわくする感覚を思い起こさせてくれるのだから。
メリークリスマス。

 

 


 

 


 

 

It's Christmas All Over The world/SHEENA EASTON~僕たちのヒロインのメリークリスマス

SHEENAはポップスターになりたかったんだろう、誰よりも。

 


Sheena Easton : It's Christmas All Over The World


若くしてチャンスをつかみ、その美貌でイギリスに愛された彼女はたぶん、誰よりもポップスターに近い位置にいた。

 

だけどそこから十年もしないうちに、イギリスの音楽が世界を席巻して、おかしなことになり始めた。
彼女と同じ世代の、それよりまだ若い世代のガールズポップスシンガーが、彼女以上かもしれない才能を表現する場所を得はじめた。

 

余計なお世話かもしれないけれど、シーナには、キム・ワイルドほどのバックボーンもなければ、やんちゃしはじめたばかりのシンディやマドンナにはない守るべき、すでに築いてしまっていたものがあったんだろう。

 

そこから始まったチャートにしがみつくための迷走。


だけどそれに戸惑ってもついていくファンがいたからこそ、こんな名曲も残ったのだ。
僕たちにとって、それは子どもの頃憧れたヒロインからのメリークリスマスだった。


New Edition - It's Christmas (All Over the World) live

おなじ曲を比較すれば、そりゃニュー・エディションのほうが上手いかもしれないけど、クリスマスに聴きたいのは、シーナの歌うこの曲だ。

 


Christmas Movies for Kids - Santa Claus (1985)

 

映画「サンタクロース」は、今となってはスタンダードになり損ねた、この季節の徒花かもしれないけれど、この曲はシーナの上手いのか下手なのかわからないヴォーカルで、鼻の詰まったようなハイトーンヴォイスで聴きたい。

 

メリークリスマスまであとすこし。

 

 

 

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ゴールド・コレクション [ シーナ・イーストン ]
価格:1125円(税込、送料無料) (2017/11/27時点)


 

 

Twist Of Fate/OLIVIA NEWTON JOHN~法廷で歌われた歌姫の本気


Olivia Newton John - Twist of fate

あまりに美しいOLIVIAのブロンドをこんなにも輝いて見せたPVがかつてあっただろうか。

 


Olivia Newton-John - Physical


Physicalで若くてセクシーな魅力を見せた彼女が、大人の女性として音楽ファンの前に帰ってきた。

 

黒そして水という、すべてを飲み込む要素を背景に、OLIVIAのブロンドの輝きを最大限活かした美の極致がこのフィルムに詰まっている。

 

法廷劇に仕立て上げたストーリヘの合間合間に、もともとこの曲の出自でもある、OLIVIA主演の映画「セカンドチャンス」のフィルムが上手く挿し込まれ、映画のサントラの曲でありながら、ひとりのシンガーのPVとして成り立たせているその完成度は高い。

 

映画のシーンだけでつないだ、オマケのようなサントラ曲とは大違いだ。

最後にトラボルタが出てくるのも、このPVの本気さを伝える大事なパーツ。
それにしてもOLIVIAは美しく、トラボルタはあごが割れてる。

 

それにしても、この数年後に見たトラボルタがメタボってたのはびっくりしたな。