I'd Wanna Know/REO SPEEDWAGON~逆らえない音楽の本質
REO Speedwagon "I Do' Wanna Know"
REOスピードワゴンと当時の自分の音楽世界というと、かなり意外がられるけど、まあ何もドゥルッテイ・コラムとか、オレンジジュースとか、ディス・モータル・コイルとか、コクトー・ツインズとか、そんなのしか聴いてなかったわけじゃない。
ヒットチャートは常に気にしていたし、ヒート・イズ・オンだって、ヒューマン・タッチだって聴いてたし、踊るリッツの夜とか、ロック・ミー・アマデウスだって好きだった。
とはいえ、REOスピードワゴンをしみじみいいなぁと思ったのは、この曲のPVありきだったかもしれない。
なんていうか、このお祭り感、すごくいいよね。音楽が小難しいものではなくて、楽しいものだと思い出させてくれる気がする。
ロマンティックスのときに書いたけど、イギリス(欧州)の音楽はブレインミュージック、アメリカの音楽はボディミュージック、そして自分は何も考えずに音楽を聴くことは意味がないと思う。
後者のように体さえ動いて汗をかけばいいというのは、音楽ではない。
そんなことを公言していたわりには、音楽の本質のひとつとして、楽しむことには本能では逆らえていなかったのだ。
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